昨日も紀伊水道を震源とする地震がありました。
13日13時48分頃、和歌山県・徳島県で最大震度4を観測する地震がありました。震源地は紀伊水道、M5.2。この地震による津波の心配はありません。 https://t.co/arWoFwkH8x #jishin #地震 — tenki.jp地震情報 (@tenkijp_jishin) 2019年3月13日
南海トラフ地震はいつか起こると言われています。
日本各地で災害が発生している今、
他人事ではない万が一のその時に、命を守るのは普段からの備えです。
筆者が胆振東部地震で経験した防災への考えや、そのときの心理状態について紹介していきます。
誰もが、”私は大丈夫”と思っている
正常性バイアスとは何か
正常性バイアスという言葉をご存知でしょうか。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180823/k10011587431000.html
正常性バイアスとは、危機に面しても正常の範囲内として処理してしまう心理状態のこと。
自分は大丈夫、いつものことだろう、そんなに被害は出ないだろうと平常心を保つ状態。
もちろん、冷静でいることは良いことです。ですが、災害とは予想をはるかに上回ってくるもの。
自然に起こるものに対して、人間のものさしで当たり前にはかってしまってはいけないのです。
ラジオから流れる日常の安心感

私が胆振東部地震を経験した際の心理状態をメモしておきます。
当時は、ブラックアウトという全道全域において停電が発生しました。
誰もが『この停電はいつもとに戻るんだろう?』という不安にかられていたことでしょう。
停電を経験したことのある方ならお分かりだと思いますが、電気が使えないことの不便さったらないです。
ありとあらゆる家電が使えなくなるほか、一番打撃を受けたのは”照明”がないこと。
普段の生活では当たり前に夜に照明をつけて、家電を動かしていますが、
どれだけ電力を消費しているのかが身に染みた1日でした。
トイレに行くにも暗くてわからないですし、何より”暗い””電気が一切ない”という恐怖。
スマホやパソコンのこの時代に突如として強いられた状況は本当にこたえました。
何よりあのときアナログに頼ることしかできなかったので、
ラジオから流れてくる放送局のアナウンサーの声や、合間のCMなんかの音がどれだけ安心したか。
そして何より、流れてくる『音楽』に救われたのを今でも覚えています。
防災を当たり前にしよう


身の回りにあるもので簡単に防災ははじめられます。
まず、何があって何が足りないのか?それを確認するだけでも防災の第一歩ですね。
ちなみに私が簡易的に作った防災リュックの中身を紹介します。(^^)/
- 電池
- ラジオ
- 懐中電灯
- ペットボトルの水
- 災害用保存食(カロリーメイトを何個か入れてるだけ)
- 保温シート
- アルミホイル
- タオル、歯ブラシなど
はい、こんな感じです。(笑)家にあるものだけを詰め込んでこの状態です。
でもあるのとないのではエライ違いですよ。
しかも別にお金かける必要もないです。
あるものをリュックに詰め込んでいつでも持ち出せる場所に置いておくだけ。
今からでもできます。
防災って意外とカンタンです。
使う時が来ないことを祈りますが。
まとめ
災害はいつ起こるか分かりません。明日なのか、1秒後なのか、50年後なのか。
災害大国日本では、起きた時ではもう遅いのが防災です。
今できること、絶対にあるはずです。
沿岸部にお住まいなら、自分の地域は海抜何メートルなのか?高台の位置とその距離は?
氾濫する河川はあるか?チェックはできるはずです。
自治体のハザードマップを活用してもいいでしょう。
教訓を明日の我が身に活かしてもらえれば幸いです。
【今日の心理学用語】
- 正常性バイアス…異常が起きた時に「これは正常の範囲内だ」と平静を保とうとすること。


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