モンテッソーリ教育って聞いたことありますか?コレだけ聞くと…なんだか堅いイメージがしますよね。でも実は、大人にも通じる”生きる基礎”なんです。

・子どもがいうことを聞かなくて悩んでいる
・そろそろしっかりと教育を学びたい
・名前は知ってるけどもっと実態を知りたい
モンテッソーリ教育とは
モンテッソーリって?
「モンテッソーリって…何?人?もの?」なんて声が聞こえてくるでしょう。ずばり言うとモンテッソーリは人です。
マリア・モンテッソーリというイタリアの教育者のことをいいます。
イタリアのローマで医師として精神病院で働いていたモンテッソーリは知的障害児へ感覚教育法を施し知的水準を上げるという効果を見せ、1907年に設立した貧困層の健常児を対象とした保育施設「子どもの家」において、その独特な教育法を完成させた。ーWikipediaより引用
イタリア発祥の教育法ということですね。
何歳向けのもの?
特に定められた年齢はありません。
ですが、人間の人格を形成するにあたりポイントとなるのは0歳〜3歳といわれています。子供はスポンジのようになんでも吸収し良くも悪くも発展します。これは、そのためのエネルギーが最大級になる年齢だからなのです。
何歳向けという決まりは特にない
教育内容はこんな感じ
至ってシンプル
0歳児を育てる筆者がめちゃくちゃ噛み砕いて一言でいうと、
「子どもの本来の力」を引き出す教育です。
うーん、あまり噛み砕いていませんね。笑
モンテッソーリを学んでいると、よく出てくるワードがあります。それは以下になります。
「自立」「思いやり」「学び」「仕事」
なんとなくイメージができるかと思います。要するに、これらを融合すると”できた人間”な訳です。どこにいってもどんな環境でも通用するような社会性のある一人前の大人。
モンテッソーリが目指しているところはそんな感じです。
具体例
例えばこうです。
子どもが「自分でやる」と言い出した時。最初はやらせてあげますよね。しかしだんだん時間が経つと、大人は痺れを切らしてイライラしてきます。そしてそれをとりあげます。こうして最終的に子どもが「一人で〜したい」という大切な欲求を大人が奪ってしまう。実際の子育てではこんな光景が多いでしょう。以下に具体的なシーンを通して再現してみます。
今から出かける時、子どもが「自分でくつをはく」といっているシーン。
子ども「じぶんでくつをはく!」
ママ「時間がないからあとにして!早くいくよ!かしてごらん」
子ども「じぶんでくつをはく!」
ママ「じぶんで?じゃあ、ママがやるのをみててね。こうやってこうやって。よし、やってみよう!できるかな?」
この違いは、母親がまずは”やり方を提示”している。そして子供に委ねるというフローができているかできていないかです。悪い例は、最初から子供にチャンスすら与えていません。論外ですね。
こんな感じで、子供自身でやりたいと思うことを最後まで完了させてあげる。根気が入りますが、こんな日常の些細なひとときが子供にとっては大事な時間なのです。
気になる人はコレを読め!【参考】
私がモンテッソーリに関して学んだのはこの本です。↓
相良敦子さんという方の本です。
とても読みやすく、全くゼロから知るには良い教材だと思います。もちろん子供がいない方が読んでも面白いです。教育関連の職に就いている方なんかにもオススメですね!
色んな書籍がありますが、大体書いてある内容は同じです。1冊読めば十分かなと思いますね。
まとめ
少子化に歯止めが効かない時代です。そんな中、これからの日本をつくり上げていく大切な子供達。ちょっとした気づきで180度変わる子どもの行動。
教育は未来につながる大事なカテゴリーです。
このモンテッソーリで窮屈だった子育てが明るく、楽しくなると良いですよね。将来、思いやりあふれる穏やかな社会になるように。その一歩がモンテッソーリだときっとうまくいくでしょう!